ロック
いわゆるロックバンドスタイルで演奏される。すなわち、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを基本構成とし、この構成にプラスして、キーボード、ピアノなどの鍵盤楽器が加えられる。ヴァイオリン・コントラバスのようなもっぱらクラシック音楽で用いられる楽器を加えることもある。
稀な例外を除き、8ビート、4ビートか、或いは16ビートで演奏される音楽である。激しいビートサウンドが特徴であるが、今日でも様々な演奏様式を取り入れながら発展し続けており、 この範疇に入らないロックも増えている。
一部のロックは既成概念や体制に対する反抗心や怒りを強く表現することが多く、対抗文化(カウンターカルチャー)としての存在意義を持つ。ただし、当初はアウトローな存在として登場した一部のロックのムーブメントも、やがて人気を得るにつれて大衆性を強めて逆にメインストリームとなり、さらにそれに対する新たな対抗文化が生まれる、という流れを表面上では何度も繰り返している感がある。ただしアマチュア時代(または、ある時期)から現在まで、ずっとロックバンド(またはロックシンガー、ロックギタリストなど)として存在するバンドが圧倒的に多く、彼らが常にカウンターカルチャー側にいた事実もない。ロックミュージシャンのことをしばしば「ロッカー」と呼ぶ。
ロックという言葉はロックンロール(Rock and RollあるいはRock'n'Roll)の略語として、その黎明期からしばしば用いられていたが、1960年代には逆にロックという呼び方が一般化し、ロックンロールと呼ぶことは少なくなった。イギリスやアメリカでは現在も、かしこまった言い方としてロックンロールという言葉が用いられることもある。
一方で「ロックンロール」と「ロック」は別のものとして捉えられることもある。1960年代サウンドが進化しその枠を壊し、新たなサウンドの多くが生まれ、それらのサウンドの総称として「ロック」という言葉が使われている。これは「ロックンロール」は「ロック」の中の一つのジャンルである、という捉え方だと言える。
一部では、演奏家やファンの生き方や精神性の部分に「ロック」の定義を求めるような意見や論調もある。
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